宇宙の謎を解き明かす! 見学ツアー

国立科学博物館で開催された宇宙の謎を解き明かす!という特別展に行ってきました!

展示内容についてレポートします♪

場所は、国立科学博物館の日本館1階中央ホール及び企画展示室です。

案内版です。

DSCN8096.JPG

入口です。

この展示では3つのゾーンに分かれています。

  04[1].gifガリレオからすばるまで(望遠鏡と天文学のあゆみ) 

04[1].gif宇宙のなぞへのアプローチ(いろいろな光で宇宙を探る)

04[1].gif宇宙はどこまでわかったか?(最新の宇宙)

 

それぞれ見ていきましょう!

まずは、 

   04[1].gifガリレオからすばるまで 

を見ます。

DSCN8097.JPG

正面には、ガリレオも望遠鏡がありました。

 

DSCN8098.JPG

 

DSCN8102.JPG

他にも、眼視天頂儀がありました。

 

DSCN8099.JPG DSCN8101.JPG 

【天頂儀とは】

地球回転運動の微小な乱れの一つである極運動に起因する緯度変化を観測するための望遠鏡。
観測原理の提唱者と望遠鏡の製作者との名前によって、ホレボー‐タルコット法Horrebow-Talcott's method(タルコット法)ともよばれる。

天文緯度は、天頂から南北にほぼ等しい角度を数分間隔で通過する1対の星を選び、望遠鏡を反転して南北星の天頂距離差を測微計を用いて測定し、決定する。
極運動決定のための国際協力観測である国際緯度観測事業に、1899年(明治32)以来用いられてきたが、1990年代に入って、新しい観測方法が登場したことによって、その歴史的役割を終えた。

バンベルヒ子午儀 です。

DSCN8103.JPG

【子午儀(しごぎ)とは】

.天体の子午線通過時刻を精密に測定するための装置。
星をとらえるための望遠鏡部分は、装置の測定精度を高めるために南北方向にしか回転しないようにつくられている。
それゆえ天球上の子午線部分しか見ることができないので、子午儀とよばれる。

これで子午線通過時間を測定したのね・・・

今は、もっと精密な機械が出ていて使われていないみたいです。 

 

岡山の188CM望遠鏡の模型です。

 

DSCN8105.JPG

【岡山の188CM望遠鏡とは】

1960年(昭和35)に設立された岡山天体物理観測所にある望遠鏡です。
小惑星、彗星(すいせい)の回帰の早期発見、A型特異星、低温度星、連星、脈動星、輝線星などの分光学的研究、銀河の測光、クエーサーや特異銀河の分光学的研究、X線天体の光学同定、彗星と木星の衝突現象の観測、太陽磁場の研究など多方面にわたる業績があります。

 日本の天文学に貢献した望遠鏡です!!

 

パロマ天文台の200インチ望遠鏡の模型です。

 

DSCN8110.JPG

【パロマ天文台とは】
アメリカのカリフォルニア州サンディエゴにある私設天文台です。

そして、すばる望遠鏡! DSCN8114.JPG

【すばる望遠鏡とは】

アメリカ・ハワイ島のマウナ・ケア山山頂(標高4,205m)にある日本の国立天文台の大型光学赤外線望遠鏡です。

すばるは扱いが違い、模型が大きかった!!

ちなみに主鏡の口径は8.2メートルと世界最大級です。

ガリレオの望遠鏡と比べると約10万倍の集光力を持っているんですって。

科学の進歩って凄い・・・と思いました。

 

実際に望遠鏡を覗くという体験コーナーもありました。

なんとガリレオの作った望遠鏡(レプリカ)を覗くことができます。

私も早速試しました。 

 

DSCN8116.JPGとなりに今の望遠鏡もあったので比較できたのですがやっぱり今のほうがいいですね~

でも、実際に見れるのはGOODです。

以上が、

04[1].gifガリレオからすばるまで

のコーナーです。

 時系列に展示されていて分かりやすかったです~

 

そして次は

 04[1].gif宇宙のなぞへのアプローチ(いろいろな光で宇宙を探る)

です。

現在の天文学では天体から届けられる光(可視光も、電波・赤外線・X線など目に見えない光も含む)に含まれる様々な色の光(スペクトル)を観察・研究内容を展示しています。

 

まずは、虹で探る宇宙のコーナーです。

 

 

DSCN8120.JPG

CDがつくる虹が展示されていました!

 

DSCN8118.JPG

その他光の温度と色について書かれていました。

DSCN8123.JPG

実は、赤い色より薄い色のほうが高温なんですね~

 

そのほか、色に関する展示がありました。

 

DSCN8121.JPG

次は 

04[1].gif宇宙はどこまでわかったか?(最新の宇宙)

です。

光で見る星の一生です。

 

DSCN8124.JPG

 

DSCN8125.JPG

色からのアプローチということで、赤外線天文衛星「あかり」の模型もありました。

DSCN8130.JPG

 

あと野辺山の電波望遠鏡の模型もありました。

 

DSCN8126.JPG電波も目に見えない光ですね。

 

そして重力の井戸の実験コーナーもありました!

 

DSCN8132.JPG

【重力の井戸とは】

転がる玉は中心に行くほど回転が早まり遠心力が強くなります
ブラックホールに流れ込むガスも同じ動きをします

動画で見ると分かりやすいかもしれません。

流れている速さが中心になると早くなってます。

 ブラックホールの謎についても、パネルで説明がありました。

 

DSCN8134.JPG月周回衛星かぐやの模型もありました。

かぐやは、つい最近運用を終え、月面に制御落下したんですって。

 

DSCN8139.JPG DSCN8138.JPG月の表面の様子が画像で映っていました。

DSCN8140.JPG小惑星探査機・はやぶさの模型もありました。

DSCN8145.JPG月といえば、ウサギ!

月のウサギがどうしてできたかをパネルで説明していました!

DSCN8141.JPGまず、月の形がウサギに見える理由について・・

月には明るいところとややうす暗いところがあります。

満月のとき、うす暗いところをつなげてみると、その模様が「うさぎ」の形に似てみえます。

月のうす暗い部分の模様は「海」とよばれていて「晴れの海」とか「雨の海」とかの名前がつけられていますが、本当に水がある海ではありません。

月の海は黒い色の「玄武岩(げんぶがん)」とよばれる岩石でできていますので、暗くみえるのです。

月のそのほかの部分は、「斜長岩(しゃちょうがん)」とよばれる白い岩石でできているので白っぽくみえるのです(「月の高地」といいます)。

 

すでに月にも地図があり、地名が付いていることにびっくりです。


 

DSCN8144.JPG

重力多体問題専用計算機「GRAPE」の模型がありました。

DSCN8149.JPG

【GRAPE6とは】

世界最速の天文計算用コンピュータ。
GRAPE6は最新のパソコン2万台分の性能を持っており、一秒間に32兆回の計算が可能。

32兆回の計算・・・・まさに天文学的数字です。

 

シュミレーションシアターがありました。

衝突する銀河たちという映像を放送していました。

 

DSCN8152.JPG

銀河系と銀河についてのグラフィックパネルがありました。

 

DSCN8147.JPG

天の川についての説明や・・・

DSCN8148.JPG

姿が見えない謎の物質・ダークマターについての説明や・・・

 

DSCN8153.JPG

 

DSCN8154.JPG

【ダークマターとは】

宇宙にある星間物質のうち自力で光っていないか光を反射しないために光学的には観測できない、とされる仮説的物質のことです。
そもそも本当に存在するのか、もし存在するとしたらどのような正体なのか、何で出来ているか、未だに確認されておらず、不明のままの物質です。

ビックバンと膨張する宇宙のコーナーです。

DSCN8155.JPG

ここでもグラフィックパネルで分かりやすい説明がありました。

宇宙の始まり・ビックバンの説明や・・・

 

DSCN8165.JPG

【ビックバンとは】

宇宙の成立に関する仮説(理論)のひとつである「ビッグバン理論」(ビッグバン仮説)において想定されている、宇宙の最初期の状態、とてつもなく高い密度と温度の状態のこと。
あるいはその状態からの膨張(一種の爆発)のことです。
ビッグバンは約137億年前にあったとされています。


ビッグバン理論では、宇宙は極端な高温高密度の状態で生まれたとされています。(下)。
その後、空間自体が時間の経過とともに膨張し、銀河はそれに乗って互いに離れていきます。(中、上)。
図では、時間とともに下から上へいきます。

 

DSCN8166.JPG 

DSCN8167.JPG最後、宇宙は、膨張し続けていて進化しつけているという説明で締めていました。

 宇宙は、最後のフロンティア

謎の尽きない、そして予想以上に奥が深く、最後のフロンティアだと思いました。

解明したいという気持ちと、このまま謎を秘めた最後のロマンであってほしいという両方の気持ちになりました。

 

「宇宙の謎をさぐる」は大盛況でした。

DSCN8122.JPG

 

o_home.gifo_back.gifo_next.gif
 
画像:Lovely Collection
画像の持ち出し禁止です。